どうしてめだまはふたつだとおもう?
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★★★★★
こんな本は初めてでした。
誰が書いたか分からず、タイトルも『title:』しか書いてない。
宙を舞っているような、水中を漂っているような、ことばことばことば。
どうして
めだまは
ふたつだとおもう?
わたしは
みぎめで
真実を見て
ひだりめで
嘘をつく
この本を読んでいると別次元の世界に連れていかれているような、そんな気分になる。夢遊、みたいな。
あたたかいことばもあれば、刺さるようなことばもあり。現実世界の希望を見せたり、現実世界への警句もあり。
この本は頭のなかをからっぽにしてくれる効果があります。私の場合は。人により効能が違います。
ぼーっとことばを目で追って、なんか感じて、なにか思うところがあって、自分でもことばを生みたくなる。
いやぁ、ことばの威力ってすごいですね。
普通の小説や詩のような書き方ではないところもおもしろい。いろんな空白の取り方をしていたり、文字が円状に並んでいたり。
引き込まれてことばに漂う感覚。心地よい。
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